ベストな服装とは
楽しい夏の星座や流星群を楽しむためには快適な服装選びが大切です。
この時期に活動するには服の快適性が重要ですので、初めて夏の天体観測に行くけど、服装がわからないという人は、ぜひ記事を参考にしてください!
今回紹介するレイヤリングという考え方を取り入れ、温度調整ができるようにしましょう。
夏の星空観察の服装
夏の星空観察は快適性、動きやすさ、保温性を兼ね備えた服装を選ぶことが大切です。
- クイックドライ素材のTシャツ
通気性があり、汗を素早く吸収・乾燥させるため、快適な観察をサポートします。
- 軽量なパンツまたはショートパンツ
動きやすく、通気性の良い素材がおすすめです。
- 薄手のジャケットやパーカー
夜間の冷え込みに備えて、念のために上着を持っていきましょう。
さらに、自然豊かな場所で天体観測を行う場合は、暗闇で虫や蛇などを目視することはできないので身を守るために、長袖長ズボンで安全に配慮して行いましょう。
- スニーカーまたはハイキングシューズ
不整地での移動や長時間の立ち止まりに備え、足元の安定性と快適性を確保します。
最強の服装選択術”レイヤリング”とは?
レイヤリングとは、異なる素材や厚さの服を層(レイヤー)のように重ねて着ることで、気温や活動レベルの変化に対応し、快適な体温調節を実現する服装の手法です。特に、変動の激しい季節やアウトドア活動などで役立ちます。
一つ目の層は「ベースレイヤー」で、吸湿速乾性の高い素材を選び、汗を素早く吸収して体表面から放出する役割を果たします。
二つ目の層は「中間レイヤー」で、保温性を担当します。軽量かつ保温効果の高い素材を使用し、体から放出される熱を閉じ込めます。フリースやダウンジャケット、ウールセーターなどが代表的な中間レイヤーとされています。
三つ目の層は「アウターレイヤー」で、防風性や防水性を持つ外側の衣服です。これにより外部からの風や雨を遮断します。ウィンドブレーカーなどがアウターレイヤーとされています。
レイヤリングによって、気温や活動内容に応じて、服の層を追加または削減することができます。
最適なレイヤリングにより、体温の調節を効果的に行い、快適な星空体験を実現しましょう。
夏の星空観察の注意事項
夏の星空観察では、服装以外にも気を付ける必要があります。
- 日焼け対策
夜になるまでの時間、屋外の活動では十分な日焼け対策が必要です。
日焼け止めを十分に塗っておきましょう。特に、顔や首、手首など露出が多い部分には注意しましょう。
- 蚊や虫対策
夏の夜は蚊や虫が活発です。虫除けスプレーや虫よけブレスレットなどを用意し、快適な観察時間を過ごしましょう。
また、毒抜き機器(ポイズンリムーバー)があれば、いざという時に安心です。
- 水分補給
長時間の屋外活動では、水分補給を忘れずに行いましょう。水筒やスポーツドリンクを持参し、こまめに水分補給を行なってください。
これ選んどけば間違い無し!オススメの服
- クイックドライの衣服
総合スポーツメーカーのミズノが提供するアウトドア用のインナーシャツ、ベタ付かず乾きが早いと高評価を得ています。
ユニクロのエアリズムは高性能インナーです。通気性、消臭性、速乾性、伸縮性に優れています。
- ジャケット
ナイロン性で通気性の良いものを選びましょう。着脱が素早くできるという点も大切です。
mont-bellはアウトドアメーカーで自然環境で最適な衣類も提供しています。夏用のアウターモデルもあるので最適な物を選びましょう。
一緒に持っていくアイテム
天体観察の際に便利なアイテムをいくつかご紹介します。
懐中電灯やヘッドライト
両手を開けて作業ができるので、ヘッドライトがおすすめです。
しかしライトは不要につけてしまうと、いつまで経っても目が慣れず星が見れないので、観測場所に到着したらできるだけ使用を控え周りに迷惑をかけないように気をつけましょう。
小型扇風機
小型扇風機は夏の時期とっても便利なアイテムです。しっかり充電して持っていきましょう。
小型充電器が手元にない場合は「うちは」や「扇子」を持って行って快適な星空観察を行える環境を整えましょう。
望遠鏡や双眼鏡
望遠鏡や双眼鏡を持参することで、星や惑星、星雲、星団などをより詳しく観察することができます。
初めての人は、軽量で持ち運びしやすい双眼鏡から始めると良いでしょう。
折り畳み椅子やレジャーシート
地面に座って観測する場合、折り畳み椅子やレジャーシートを持参することで、
地面の湿気や汚れを気にせず、快適な姿勢で楽しく観測しましょう。
【まとめ】
快適な服装やアイテムを準備して、夏の星空観察を楽しい体験にしましょう。
安全第一に、美しい夜空を堪能できるように心がけましょう。天体観察の魅力を存分に味わうために、適切な服装と準備が欠かせません。準備万端の状態で、星空の魅力に触れる楽しい時間を作りましょう。
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