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からす座|Corvus

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からす座の特徴

からす座は台形の形をした、4つの星で構成された春の星座です。 からすを横から見たような姿で描かれており、 諸説ありますが、紀元前1100年ごろにはその名前が呼ばれていたそうです。 おとめ座の一等星、スピカの近くに見つけることができます。

からす座にまつわる神話

からす座のモデルとなっているからすは、 ギリシャ神話におけるアポロンの使いで、黄金の羽を持ち人の言葉を話せるからすでした。

このからすは、アポロンとその恋人、コロニスのを行き来して、 お互いの日常の出来事を報告する、伝書鳩のような使い方をされていました。

ところがある日、 カラスは、コロニスが浮気をしているとアポロンに虚偽の報告をし、 怒りに震えたアポロンは、コロニスを弓矢で撃ち、殺してしまいます。

後に、嘘と判明し、このからすは罰を与えられます。 美しい黄金の羽は漆黒に、言葉は奪われ、天に貼り付けにされます。 からす座の4つの星は、天にからすを打ちつけた釘とも言われています。

からす座の和名

からす座は、ギリシャ神話をもとに名付けられた星座ですが、 その特徴的な形から、日本でも固有の名前で呼ばれていました。

星の数からダイレクトに「四つ星」、 船の帆に見かけて、「帆かけ星」と呼ばれていたそうです。

からす座が見れる季節・探し方

からす座は、春の星座で、 おとめ座の一等星、スピカの右隣に位置しています。

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