岐阜県は、北アルプスや飛騨高地など雄大な山々に囲まれ、標高が高く澄んだ空気が広がる星空観察に適した地域です。市街地から離れた高原や山間部では、光害が少なく、肉眼でも天の川や流星群を楽しめるスポットが点在しています。この記事では、岐阜県内の星の見えるおすすめ施設や場所を紹介し、その自然が生み出す星空の魅力をご紹介します。
今回は、岐阜県の中でも最大限星空を楽しむことができる場所TOP3をご紹介します。
岐阜県で星が見える場所
今回は、岐阜県で星がきれいに見える場所をいくつかご紹介し、自然と触れ合いながら楽しめる場所をご紹介します。
①岐阜一の星空スポット『星のふる里ふじはし』


道の駅「星のふる里 ふじはし」は、岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山に位置する道の駅です。日本有数の天体観測スポットとして知られる藤橋地区の玄関口にあり、緑豊かな大自然と夜には満天の星空に囲まれています。
星のふる里ふじはしへのアクセス【岐阜市から1時間】
住所:〒501-0804 岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山264−1
アクセス方法:
・車の場合:名神高速道路「大垣IC」または「羽島IC」から国道303号線を経由して約80分。
・公共交通機関の場合:公共交通機関でのアクセス情報は限られているため、詳細は施設へ直接お問い合わせください。
藤橋地区は日本有数の天体観測地として知られ、道の駅周辺でも美しい星空を楽しむことができます。特に夜間は、都会の光害が少ないため、満天の星空を観察するのに適した環境です。
道の駅「星のふる里 ふじはし」は、自然と調和した多彩な施設が魅力のスポットです。特産品の購入、温泉でのリラクゼーション、そして美しい星空観察など、多様な楽しみ方ができます。
②1,800mの星空『大平御嶽展望台』
https://www.instagram.com/explore/locations/325365231558221
大平御嶽展望台は、岐阜県下呂市小坂町に位置する展望スポットで、御嶽パノラマライン沿いにあります。標高約1,800メートルの地点にあり、御嶽山をはじめとする周囲の山々や自然の景観を一望できる場所として知られています。
展望台には東屋が設置されており、訪れる人々が景色を楽しみながら休憩できるようになっています。標高が高く、周囲に大きな都市がないため、夜間は星空観測に適した環境です。空気が澄んでおり、天の川や流星群など、肉眼でも多くの星々を観察することができます。ただし、展望台周辺は街灯などの人工光が少ないため、夜間の訪問の際は足元に注意が必要です。
大平御嶽展望台へのアクセス【岐阜市から2時間】
住所:〒509-3111 岐阜県下呂市小坂町落合濁河
アクセス方法:
車の場合:中央自動車道「中津川IC」から国道257号線を経由し、県道437号線(御嶽パノラマライン)を通って約2時間。東海北陸自動車道「郡上八幡IC」から国道256号線、国道41号線を経由し、県道437号線を通って約2時間。
公共交通機関の場合:JR高山本線「下呂駅」下車後、タクシーで約1時間。ただし、公共交通機関でのアクセスは難しいため、車での訪問をおすすめします。
大平御嶽展望台は、御嶽山の雄大な景色や美しい紅葉、満天の星空を楽しめる絶好のスポットです。自然の中で星ともにリフレッシュしたい方には、ぜひ訪れていただきたい場所です。訪問の際は、天候や季節に応じた準備をし、安全に楽しんでください。
③自然と星を満喫『ほしとせせらぎのぐらんぴんぐ』

ほしとせせらぎのぐらんぴんぐは、岐阜県中津川市に位置するグランピング施設です。日本百名山の一つである恵那山の麓に広がる大自然の中、清流のせせらぎや満天の星空を満喫できる環境が魅力です。施設内には天然温泉や温水プール、屋内キッズパークなどの設備が整っており、家族連れや友人同士で快適に過ごすことができます。また、中山道の馬籠宿や妻籠宿にも近く、観光の拠点としても最適です。
ほしとせせらぎのぐらんぴんぐへのアクセス【岐阜市から1時間40分】
住所:〒508-0007 岐阜県中津川市神坂280番地
アクセス方法:
車の場合:中央自動車道「中津川IC」から約20分。
公共交通機関の場合:JR中央本線「中津川駅」から無料シャトルバスを利用可能。
施設名にもある通り、夜には満天の星空を楽しむことができます。周囲に大きな都市がないため、光害が少なく、天体観測に適した環境が整っています。天候が良ければ、肉眼でも多くの星座や天の川を観察することができ、星空観察が趣味の方には特におすすめです。
ほしとせせらぎのぐらんぴんぐは、自然豊かな環境と充実した設備が魅力のグランピング施設です。満天の星空、清流のせせらぎ、そして天然温泉を同時に楽しむことができ、日常を忘れてリフレッシュするのに最適な場所です。家族や友人との特別な時間を過ごすために、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
岐阜県内では、各地で星空観察を楽しむためのイベントや施設が充実しています。例えば、岐阜市科学館では毎月第2土曜日に「星を見る会」を開催し、天体望遠鏡を使った観望や専門家による解説が行われています。 また、関市まなびセンターではプラネタリウムと屋外での天体観望を組み合わせた観望会を実施し、参加者に星空の魅力を伝えています。
さらに、新穂高ロープウェイでは、標高2,156メートルの展望台から満天の星を観賞できる「星空観賞便」を期間限定で運行しています。 これらの取り組みは、地域の自然環境を活かし、星空観察を通じた観光振興や教育活動に寄与しています。美しい星空を求める方々にとって、岐阜県は魅力的な訪問先となるでしょう。
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