はじめに
春の夜空は美しい星々がたくさん輝いており、色とりどりの春の星座を楽しむことができます。
この記事では、「北斗七星」から「北極星」の見つけ方、そして「春の大曲線」と「春の大三角」をキーワードに、春の星座を解説します。
北斗七星から北極星の見つけ方
まずはじめに、みなさんは北極星を見つけられますか?
北極星は、コンパスのない時代から夜空で北という方角を知る為の目印になっていました。
慣れている人は、パッと探すことができますが、
北斗七星を使うと簡単に探すことができますよ!
まず、春の夜空で目立つ「北斗七星」を見つけましょう。北斗七星はおおぐま座の一部で、
東の空を見上げると見つけやすいです。
ひしゃくの形をした7つの星の並びを見つけてみましょう!それが北斗七星です。
北斗七星が見つけられたら、北極星まであと1歩です!
そのひしゃくの先にある2つの星の長さをちょうど5倍した長さの位置に北極星があります。
北極星はこぐま座のポラリスという星です。
大昔から人はこのポラリスを目印に、北の方角を夜空で理解していました。
春から夏にかけては、北斗七星を使って北極星を探すことができます。
秋から冬にかけては、別のカシオペア座という星の並びを使って探す方法があります。
春の大曲線の見つけ方
次に、「春の大曲線」を見つけましょう。春の大曲線は、北斗七星の柄の部分からはじまり、オレンジ色をした、うしかい座の1等星アルクトゥルス、白く光るおとめ座の1等星スピカを弧を描いて結ぶことで、描ける大きな曲線です。この曲線を辿ることで、春の星座をひと通り見ることができます。
春の大三角の見つけ方
最後に、「春の大三角」を見つけましょう。
夏と冬の大三角が有名ですが、実は春の星座を結ぶことで見える大三角があります。
先ほどのうしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカにもう1つの星を結ぶと完成します!
それはしし座のデネボラです。
デネボラはしし座の2等星で、ライオンの尻尾という意味があります。
しし座の一等星は、レグルスで、こちらはライオンの心臓という意味があります。
春の星座である、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカ、最後にしし座のデネボラを結ぶことで春の大三角形が完成します。
まとめ
春の夜空を楽しむために、まずは北斗七星から北極星の見つけ方をマスターしましょう。その後、春の大曲線をたどることで、春の大三角まで楽しむことができます。
これらの方法を使って、春の夜空に輝く星座を楽しみながら、季節の移り変わりを感じてみてください。
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