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紙を何回折ったら宇宙の果てまでいけるのか?|宇宙の雑学

身近な存在な紙、この紙を42回折りたたむだけで月に届く高さになることはご存知ですか?

紙は折れば折るほど倍、倍に増えていくのでたった42回おるだけで月に届いてしまいます。

では人間の観測できる限界「宇宙の果て」には何回紙を折れば行けるのか、一緒に見ていきましょう

もくじ

A4コピー用紙の厚さ

A4コピー用紙の厚さは見ての通りとても薄いです。 その厚さはわずか約0.1mmです。1枚の紙はとても薄いですね。例えば1円玉(直径20mm、厚さ1.5mm)と比較すると、紙1枚の厚さはその約15分の1に過ぎません。 しかし、この薄い紙も、折りたたむごとに厚みが倍々に増えていきます。

例えば、このA4コピー用紙を1回折ると0.2mm、2回折ると0.4mmといった具合に厚くなっていきます。たった0.1mmの厚さでも、何回か折るだけで驚くほどの厚みを持つことになるんです。

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紙を折る人類の限界は7回?

一般的に、紙を折りたたむ限界は7回と言われています。 紙は折るたびに厚みが倍増し、物理的に折るのが難しくなります。 しかし、実際にはこの「7回」という限界を超えた記録も存在します。 しかしなんと、13回まで紙を折りたたんだ実績があるのです。 たたみ方を工夫し限界だと言われていた回数を当時、高校生の少女がそのハードルを超えました。

この記録は特別な技術と条件の下で達成されましたが、通常の状況で折れる回数の限界を大きく超えた挑戦です。

厚さが倍々に増えることで、どれだけの力が必要になるかは想像に難くありませんが、紙を折るというシンプルな行為にも挑戦の歴史があるのです。

しかしまだまだ宇宙には到達しません。

何回折れば宇宙の果てまでいける?

5回折り畳むと”パスタ2本分”と同じ厚さ

A4コピー用紙を5回折りたたむと、その厚さは約3.2mmになります。

この厚さは、パスタの太さに例えると、1.5mmのパスタを2本並べたくらいの大きさです。

たった5回の折りたたみで、最初の0.1mmからここまで厚くなるのは驚きですね。

10回折り畳むと”1000万円”と同じ厚さ

A4コピー用紙を10回折りたたむと、厚さは約10.24cmになります。

これは、はがきの短い辺の長さや、1000万円分の現金を積み重ねたときの厚さと同じくらいです。

23回折り畳むと””徒歩圏内と同じ厚さ

A4コピー用紙を23回折りたたむと、その厚さは約1kmになります。

これは、歩いて12〜13分ほどの距離と同じくらいです。

普段、散歩や買い物で歩く距離が、たった23回紙を折りたたむことで同じ厚さになるというのは、そろそろ想像つきませんね。

30回折り畳むと”宇宙”に到達

なんと、もう宇宙に到達してしまいました。

A4コピー用紙を30回折りたたむと、その厚さは約100kmに達します。

これは、地球上の距離でいえば東京から熱海までの距離に相当します。

100kmの高さは、地表から宇宙の始まりとされる地点(カーマン・ライン)にも近く、この地点を超えると紙の厚さはさらに途方もない数字へと突入していきます。

42回折り畳むと”月”に到達

A4コピー用紙を42回折りたたむと、その厚さは約44万kmになります。

これは、地球から月までの距離である約38万kmをはるかに超えます。

ちなみに、アポロ11号が月に到達するまでにかかった時間は16時間17分でした。

また42という数字には面白い逸話があり、ダグラス・アダムズのSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』に由来しています。

この作品の中で、「生命、宇宙、そして万物についての究極の答え」を求める質問に対して、巨大なスーパーコンピュータが「42」という答えを出します。

そんな42という数字と同じなのは何か運命を感じますね

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51回折り畳むと”太陽”に到達

紙を51回折り畳むことができると、その厚さは約225,179,981.37 kmに達します。

これは地球から太陽までの距離、約1億4960万kmを大きく上回る数値です。

実際、地球と太陽の間の距離は、光が約8分かけて届くほどの広大なものです。

光は1秒間に約30万km進むため、8分で地球に届く距離を考えると、その距離の長さが実感できるでしょう。

81回折り畳むと”アンドロメダ銀河”と同じ大きさ

紙を81回折り畳むことができたとすると、光年で換算するとおよそ127,786光年に達します。

比較として、私たちがいる天の川銀河のお隣に位置するアンドロメダ銀河までの距離は約2,20,000光年です。

この距離はもはや想像すらできませんが、81回折り畳んだ紙の厚さは127,786光年なので、まだアンドロメダ銀河の距離には届かないものの、そのスケールの巨大さに驚かされます。

アンドロメダ銀河は、肉眼でも観測できる最も遠い天体の一つとして知られていますが、こうした巨大な宇宙のスケールも、単なる紙の折り畳みを通じて想像することができます。

103回折り畳むと”宇宙の果て”へ

A4コピー用紙を103回折りたたむと、その厚さは約930億光年に達します。

宇宙の観測可能な範囲が約138億光年とされているため、103回折ることでその距離を大きく超えることになります。

宇宙の「観測可能な限界」は、地球から観測できる最も遠い天体や光の届く範囲を指します。
この距離は約138億光年とされており、これは宇宙の年齢である約138億年に基づいています。

光は有限の速度で進むため、私たちが観測できるのは光が届く範囲までです。それよりも遠い場所からの光は、まだ地球に到達していないため、私たちには観測することができません。100回近く折るだけでそれを超えるとは…

まとめ

紙を103回折ると約930億光年先という天文学的数字に届きました。

累乗はとても恐ろしいことが分かりましたね。ドラえもんのバイバインの栗饅頭も同じように増えていっていると考えるとやばいですね。

もし力に自信がある人は103回折ってみてください!

折り方によっては人力で限界である13回を超える方ができるかも知れません。たった42回折るだけ届く月を身近に感じつつもしよければ月を観測してみましょう。

もし折れたらコメントお願いします。
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