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誰かに話したくなる宇宙の雑学【10選】明日から使える宇宙の無駄エピソード

わたしたちが暮らす宇宙。あなたはこの宇宙のことをどれだけ知っていますか?
この記事では、たくさんの宇宙に関する雑学をまとめてみました。

義務教育で習うような一般常識ではありませんが、ちょっと興味をそそるようなトピックを並べています。
この記事を読み終えるころには、少し偏った宇宙の雑学が身につくこと間違いなしです!

もくじ

宇宙でオーケストラはできるのか

宇宙は驚くほど静かです。なぜなら、音は物質を通じて伝わる波動ですが、宇宙はほとんどが真空だからです。映画で見るような宇宙船の爆発音は実際には存在しません。

なぜ存在しないのか、それは宇宙空間には音を伝えるための空気や水といった媒体が存在しないからです。そのため、宇宙飛行士が宇宙を「絶対的な静寂」と表現するのはこのためです。

しかし、この静寂は宇宙飛行士にとっては新鮮な経験でもあります。地球上では耳を塞いでも、我々の体は振動を感じ取ることができますが、宇宙空間ではそれすらもありません。

なので宇宙でオーケストラを行うことはできませんが

『3分44秒』なら演奏できますね。

4分33秒という曲は4分33秒間の間【環境音】を楽しむ曲です。つまり無音です。

宇宙の匂いについて

宇宙飛行士が宇宙遊泳を終えて船内に戻ったとき、宇宙スーツからは特有の匂いがすると言われています。

それは焼けたステーキ、焼きたての金属、溶接の煙のような匂いだそうです

これは宇宙空間に存在する微細な塵や粒子が宇宙スーツに付着し、船内に持ち込まれることで感じられる匂いです。

これらの粒子は恒星や惑星、彗星などから放出され、宇宙を漂っています。地球上ではなかなか経験することのない、まさに宇宙独特の香りといえるでしょう。

お星様になっても肉眼で見えない?

地球から肉眼で見える星の数は、最大で約8600個です。

一度に見える星の数は、それよりずっと少ないです。

地球上から見える星の数は、視野、天候、光害などの要素によって変化します。都市部では光害により星が見にくくなりますが、適切な条件下では数千の星を見ることができます。

月面の足跡について

アポロ計画によって月に降り立った宇宙飛行士たちは、月面に自分たちの足跡を残しました。これらの足跡は、月には風や水といった自然現象が存在しないため、数百万年以上にわたってそのまま残るとされています。

ナスカの地上絵のようですね

また、月面の表面は微細な塵で覆われており、この塵が宇宙飛行士のブーツによって踏み固められることで、くっきりとした足跡が形成されました。

この事実は、月面に人間が訪れた最初の証ともいえる存在で、人類の探索の歴史を物語っています。今後も月を訪れる宇宙飛行士が増えると予想される中、これらの足跡は月面の歴史的なランドマークとして保護される可能性があります。

かっこいい宇宙服の大事な仕事

宇宙服はただの服装ではありません。

それは宇宙飛行士が宇宙環境で生存できるように設計された小さな宇宙船ともいえる存在です。
宇宙服は飛行士を宇宙の過酷な環境から守ります
それは、真空、極端な温度、太陽放射線、微小隕石からの保護を提供します。

また、呼吸用の酸素と温度調節システムを備えています。

残念ながら、宇宙服がなければ人間は宇宙の環境で数秒しか生きられません

このように、宇宙服は人間が宇宙を探索するために必要不可欠な大事な装備なのです。

宇宙に行けば長生きできる(かも?)

「宇宙に行けば長生きできる」ちょっとした魔法みたいな話に聞こえますよね。
でもこれ、科学の世界では現実の話なんです。

理解するために、まず「時間」について考えてみましょう。

時間は、どこにいても同じ速さで流れると思いますよね?

でも、それは地球上だけの話。宇宙に行くと、時間の流れは少し違うんです。

これはアインシュタインが提唱した相対性理論に基づいています。
この理論によれば、速度が速いほど、また重力が強いほど、時間は遅く流れるとされています。

それをイメージしやすくするために、ここで一つ、お話をしましょう。

ある日、双子の兄弟がいました。

1人は地球に残り、もう1人は宇宙船に乗って宇宙へ旅立ちます。
宇宙船は光速に近い速度で飛んでいきます。

そして、しばらくしてから宇宙から帰ってきた兄弟を見ると、驚くことに若々しいんです。

宇宙船が速く飛んでいたため、宇宙飛行士の彼にとっての時間はゆっくりと流れていたからです。

このお話は、宇宙飛行士の兄弟、スコット・ケリーとマーク・ケリーの実話に基づいています。

スコットは宇宙で1年間過ごし、その間に地球にいたマークと比べてわずかに若くなりました。
これは宇宙と地球で時間の流れが微妙に異なるためです。

とはいえ、これが「宇宙に行けば長生きできる」というわけではないですよ。

宙には様々な危険があり、人間の体には大きな負担をかけます
だからこそ、宇宙旅行は科学の進歩を感じられる、興味深い体験ではあるものの、長生きの秘訣ではないんです。

宇宙でもゴミ問題が…

宇宙開発が進むにつれて、宇宙ゴミと呼ばれる人工物が増え続けています。

これらは古い衛星やロケットの残骸などで、その数は現在数十万個にも上ります。

これらは高速で地球を周回しており、衛星や国際宇宙ステーションに衝突する危険性もあります。
宇宙ゴミの問題は宇宙開発の大きな課題で、その解決方法が求められています。

漆黒の空

宇宙が黒いのはなぜでしょうか。

それは宇宙が無限に広がり、星々からの光が地球に到達する前に赤方偏移により可視光の範囲から外れてしまうためです。しかし、全ての宇宙が完全に黒いわけではありません

星々や銀河など、強い光を放つ天体からの光が我々の視野に入ることで、宇宙の一部は明るく見えます。

太陽系は想像の何倍もでかい

太陽系は驚くほど大きいです。

太陽から最も遠い惑星である海王星までの距離は約30億キロメートルです
しかし、太陽系の境界はさらに外側にあり、太陽から約150億キロメートル離れた地点に存在するとされています。

これは光が地球に到達するのに約8分半かかるのに対し、太陽から太陽系の端までの光の旅は約17時間もかかることを意味します。

地球は青くない…?

宇宙から見た地球は美しい青色に見えますが、それは地球の大気が太陽からの光を散乱させる結果、特に青い光が散乱されやすいためです。

もし地球の大気が存在しなければ、地球は灰色、もしくは茶色に見えるかもしれません

なぜなら地表は山や草原、砂漠、都市、そして海洋により多種多様な色彩を持つ一方で、これらを全て合わせると灰色になると考えられるからです。

これは宇宙飛行士が月から見た地球の色について述べた証言にも一致します。
宇宙から見ると、地球の表面の約71%は水で覆われており、残りの29%は陸地です。

大気が光を散乱させることで青く見える海が大部分を占めるため、地球全体としては青く見えます。
しかし、大気がなくなった場合、海は暗い色に、陸地はより多様な色に見えるでしょう。

海は深い青から黒に、森林は緑に、砂漠は茶色や黄色に、雪山は白に見えます。
これら全ての色が混ざると、地球は灰色に見えるかもしれません。

しかし、これはあくまで推測で、大気がない実際の地球がどのように見えるかは定かではありません。

【まとめ】

以上が宇宙についての興味深い雑学10選でした。
宇宙は未知の領域が広がっており、これらの雑学もその一部に過ぎません。

これからも新たな発見が待っていることでしょう。ぜひ明日誰かに話してみてくださいね。

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