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かみのけ座 |Coma Berenices

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かみのけ座の特徴

かみのけ座は、春の夜空で見ることができます。かみのけ座は最初、ただの星の集まりとして認識されており、トレミー48星座には含まれていなかった、16世紀に入って星座として認められたという出来事がありました。

そのため、かつてはしし座の一部として認識されていました。星座の名前は「ベレニケの髪」を意味し、エジプトの女王ベレニケ2世の伝説に由来します。その明るい星がないという特徴がありますが、その代わりに美しい銀河団、特にかみのけ座星団を抱えていることで知られています。

かみのけ座にまつわる神話

この星座の名前は、エジプトの女王ベレニケ2世の伝説に由来します。

彼女の夫、プトレマイオス3世が長い戦争に出発すると、彼女は夫の無事な帰宅を祈り、自身の美しい髪を髪にささげようと誓い。

彼の帰還後、彼女は髪を切り、教会に捧げました。しかし、翌日、髪は消えていました。これに怒った王が神官たちが死刑になってしまうのではないかと考え、宮廷の天文学者は、神々が彼女の犠牲を受け入れ、髪を空に置いたと説明しました。

それが現在のかみのけ座となっています。

かみのけ座が見れる季節・探し方

日本でのかみのけ座の観察は、春から初夏が最適です。特に5月中旬から6月上旬にかけて見やすくなります。かみのけ座を探すためには、まずは、おおくま座の「北斗七星」を見つけましょう。

その延長線上に、しし座の明るい星レグルスがあります。レグルスのすぐ上、おおくま座の「北斗七星」との中間点付近に、ぼんやりとした星の集まりがあるのがかみのけ座です。都市部では見づらいため光害の少ない暗い場所での観察がおすすめです。

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