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宇宙の雑学「何時何分何秒、地球が何回まわった時?」の正解をご紹介!

喧嘩になった時、「何時何分何秒、地球が何回まわった時〜?」と言われたご経験はありませんか?
そして答えられなくて負けた気持ちになってめちゃくちゃイラッとしますよね。

しかし明日からはこの口喧嘩に負けることはありません。必勝法をご紹介します。
それは何回回ったか正確に伝えるてやることです!
この記事では、小学生最強の呪文「何時何分何秒、地球が何回まわった時〜?」の答えを紹介します。

もくじ

そもそも1日の単位は?

地球が一回転するのにかかる時間が、私たちが普段使っている「1日」という時間の単位を決めています。
地球の自転する周期は約24時間です。

地球が自分の軸を一周するのに約24時間かかるからです。

1日は24時間とされていますが、これは地球が一回転する時間に基づいています。
太陽は東から昇って西に沈み、また夜が明けると東から太陽が昇ります
こののサイクルが「1日」となるわけです。

地球の自転は、時間を測る基本的な方法として機能しています。
ではこの前提で計算していきましょう。

1日は、太陽は地球の周りを一周する24時間のこと!

地球が回転した回数の計算方法

それでは、ざっくりと地球が今までに何回回ったかを計算してみましょう!

地球の年齢

まず地球の年齢です。
宇宙の始まりは137億年ですが、 地球の年齢は約45億年と推定されています。

昔の1日の長さも知っておこう

現在の1日は24時間ですが、 実は、1日の長さは一定ではありませんでした。
初期の地球では1日はもっと短かったと考えられており、 約46億年前は1日が約6時間だったとされています。

計算方法

計算の簡単化のために、現在の1日を24時間として計算します。

まず、地球がどれだけ長い間存在しているかを日数で考えます。
地球の年齢が約45億年(4.5×10^9年)とされています。
1年は普通365日ですが、4年に1回、うるう年があって、その年は366日になります。
そのため、1年の平均日数は365.25日と考えることができます。

4.5×109=1.6436×1012日 1.6436×1012

つまり、地球は約1兆6436億日間存在していると計算できます。
日数を地球の自転回数に変換: 地球は1日に1回自転するので、上記の日数が地球の自転回数に相当します。

地球の年齢や歴史を考えるとき、地球が回転した回数を知ることは、地球の時間のスケールを理解するのに重要です。地球の年齢を約45億年と仮定し、1日を24時間とすると、地球は約1.65兆回回転した計算になります。
地球の自転回数を計算することで、地球の時間のスケールを感じ取ることができます。

つまり地球は今〇〇回、回った!

この計算により、地球は約1.64兆回自転したことになります。

しかし約46億年前は1日が約6時間だったと紹介した通り、昔はもっと早く回転していたので、約4兆回程度と考えられています。約4兆回という数字は、異なる計算方法や異なる地球の年齢の推定に基づくものかもしれません。地球の自転速度が時間とともに変化していることを考慮に入れると、過去の地球の自転回数を正確に計算することは非常に複雑です。

正確には何回転したのか

地球の回転速度が徐々に遅くなっている理由は、潮の満ち引きに関連しています。
月の引力によって、月に面した海域と反対側の海域の両方で海水が盛り上がります。
この海水の盛り上がりが地球の自転と衝突することで、エネルギーが失われ、その結果地球の回転は遅くなっています。

この現象の影響は、地球の歴史を遡ると明らかになります。
例えば、約6億年前の地球では、一日は現在より短い22時間でした。
これは、その時代の地球が22時間で一回転していたことを意味します。
さらに、地球が形成された約46億年前には、一日が4時間または6時間だったと推測されています。
これは、過去の地球が現在よりもはるかに高速で回転していたことを示しています。
そのため計算は非常に複雑な物になっています。

その計算を空想科学で有名な柳田理科雄先生が計算されており 2022年7月15日として計算すると自転回数は
3兆1184億5150万4961回とおっしゃっています。

なので今年で考えると
3兆1184億5150万4961回(2022年7月15日の計算)+365+169(2024年1月1日までの日周運動)
=3兆1184億5150万5495回(2024年1月1日時点での回転数)となります。

地球の回転は今もちょっとずつ変わってる

地球の自転速度は常に一定ではなく、少しずつ変化しています。
地球の自転速度は1世紀に約1.7ミリ秒遅くなっています。

潮汐摩擦(ちょうせきまさつ)や地球内部の動きにより、地球の自転速度は長期的に見ると減速傾向にあります。

過去数百万年の間に、地球の自転速度は徐々に遅くなっており、1日の長さはわずかに伸びています。
過去100年間で、地球の1日の長さは約1.7ミリ秒増加しています。
地球の自転速度の変化は、時間の概念に微妙な影響を与えています。

月の影響(潮汐摩擦)で地球の回転は一定ではありません。
速くなったり遅くなったり常に変動しています。

いやでも待て…もしかして公転について聞いてる…?

もしかしたら地球自体が何回回ったかではなく太陽の周りに何回回ったのか?
つまり公転回数を聞いているかもしれない。 そうした場合は、割と簡単です。
地球の生まれた正確な数字は仮定でしか語れないので約46億年と言うことができます

答え方

相手「何時何分何秒?地球が何回まわったとき〜?」

自分「2024年1月1日だから3兆1184億5150万5495回*!」*

相手「それは自転だろ!公転なら何回だよ!」

自分「約46億回!」

相手「…」

まとめ

いかがでしたか?「何時何分何秒、地球が何回まわった時〜?」という問いに対する答え、 皆さんは見つけることができましたか?
このような問題を通じて、地球の自転と時間の関係について考えるのは、とても興味深いですよね。
あの憎い言葉についに勝利することができました。
この記事を読んで、少しでも時間と宇宙に対する新たな理解を深めていただけたら嬉しいです。

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