もくじ
うしかい座の特徴
うしかい座は、オレンジ色に輝く一等星「アークトゥルス」を中心に形作られています。
プトレマイオスが2世紀に設定した「トレミー48星座」の一つで昔から親しまれてきた星座の一つです。
うしかい座のアークトゥルスは、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラの三つで春の大三角と呼ばれています。
うしかい座にまつわる神話
うしかい座のモチーフになった男は一体誰なのか、さまざまな説があります。
特に近くにある、おおくま座と関係が深く、熊を追い払う牛飼いの姿という説が有力です。
また別の神話では巨人のアトラスをモデルにしているという説もあります。
天を担ぐ役割を与えられたアトラスが、その重さに耐えかねてメデューサの石になる呪いを使って自身を石にしてもらおうという神話があります。
うしかい座が見れる季節・探し方
日本では春から初夏にかけて、うしかい座は西から東へと移動していきます。
特に5月から6月にかけては、夜空の南側で一番明るい星のアークトゥルスを見つけることでうしかい座を簡単に見つけることができます。
それでも見つからない場合は、手始めに北斗七星を見つけることです。北斗七星の持ち手部分から目線を伸ばすと、その線上にアークトゥルスがあります。
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