石川県は日本海に面し、豊かな自然環境と歴史的な街並みが魅力の地域です。特に能登地方は、光害が少なく、澄んだ夜空が広がるため、星空観察に適したスポットが点在しています。
その中でも、能登町に位置する石川県柳田星の観察館「満天星」は、星空愛好家にとって注目の施設です。この観察館は、環境省が実施した夜空の明るさ調査で高い評価を受けたことをきっかけに設立されました。さらに、金沢市の銀河の里キゴ山（キゴ山ふれあい研修センター）では、5月から10月までの毎週金曜日の夜に無料の天体観察会が行われ、プラネタリウム観覧なども体験できます。
日中の自然と文化の魅力に加え、夜の星空まで楽しめるのが石川県の大きな魅力です。
今回は、石川の中でも最大限星空を楽しむことができる場所TOP3をご紹介します。
もくじ
石川県で星が見える場所
今回は、石川県で星がきれいに見える場所をいくつかご紹介し、自然と触れ合いながら楽しめる場所をご紹介します。
①縄文時代と星のコラボレーション『真脇遺跡』
真脇遺跡は、石川県能登町に位置する縄文時代の大規模な集落跡で、国指定の史跡です。この遺跡からは、環状木柱列やイルカの骨など、多くの貴重な遺物が発掘されており、縄文時代の人々の生活や文化を知る上で重要な場所となっています。
遺跡内には、縄文時代の環状木柱列が復元されており、当時の祭祀や儀式の場を体感することができます。この木柱列は、天体観測や暦作成に関連していた可能性も指摘されています。 実際に、遺跡の環状木柱列と星空を組み合わせた美しい写真が魅力的です。
真脇遺跡へのアクセス【金沢市から2時間】
住所：〒927-0562 石川県鳳珠郡能登町真脇
アクセス方法：
・車の場合：能越自動車道「のと里山空港IC」から約40分。
・公共交通機関の場合：金沢駅から特急バスで宇出津（うしつ）バス停まで約2時間30分、そこからタクシーで約15分。
真脇遺跡は、縄文時代の歴史と文化を深く知ることができる貴重な場所です。復元された環状木柱列や豊富な出土品、体験プログラムを通じて、古代の人々の生活に思いを馳せることができます。また、夜には美しい星空を楽しむこともでき、自然と歴史が融合した魅力的なスポットです。
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