京都は観光都市として有名なため、天体観測には向いていないと思われがちですが、実は京都でも素晴らしい星空スポットがいくつかあります!
今回は、京都で星空を最大限に楽しめる場所TOP3をご紹介します。
京都府で星が見える場所
京都は結構都会ですが場所によっては満点の星空を楽しむことができます。
京都独自の天体観測は日常の喧騒を忘れ、心をリフレッシュさせる特別な時間となるでしょう。
京都の中で星空観測する際には、ぜひこれらの星空スポットを巡って、素晴らしい星空体験を楽しんでみてください。
①古の京都で天体観察『京都御所(京都御苑)』
京都の中心地の程近くに京都御所があり広い敷地と街灯の少なさ、視界を妨げるものが全くないため星空観望をする上ではとてもいい環境です。
京都御所は夜はかなり真っ暗で入るのを躊躇しますが24時間解放しているため入って満点の星空を楽しむことができます。
京都御所(京都御苑)へのアクセス【京都駅から約30分】
住所:〒602-0881京都府京都市上京区京都御苑3
丸太町駅 徒歩5分または今出川駅 徒歩5分 京阪神宮丸太町駅 徒歩15分または京阪出町柳駅 徒歩20分
京都御苑内はとても広いため回るだけでもとても時間がかかりますが、広い京都御苑の中でも場所によっては閉園時間があり基本的には17時までとなっています。
しかし御苑内のほとんどのスペースは24時間開放されており京都のど真ん中にありながら園内はとても暗く、ふらっと遊びに星を見にいくのには最適な場所となっております。
①京都大学の日本で2番目に古い大学天文台『花山天文台』
京都大学の天文台である花山天文台は65cm屈折望遠鏡があり月に一度程度、星空観望会を実施してくれています。参加協力費として大人 3,300円、学生1,800円、こども500円必要で定員は24名先着順となっています。
星空観望会では45cm屈折望遠鏡による天体観望や、天文台にいる教員による講演会を行ってくれます。他にも自由見学コース(1000円)が10:00~15:30であったりするので天文台に興味がある方は是非行ってみましょう!
花山天文台へのアクセス【京都駅から約30分】
住所:〒607-8471 京都府京都市山科区北花山大峰町17 京大花山天文台
御陵駅からタクシー5分 東山ドライブウェイは自動車専用の道路なので徒歩ではいけません。 蹴上駅 から天文台までは、徒歩40分程※急勾配あり 下記シャトルバス参照
京都大学の花山天文台は、天体観測や天文学に興味のある方にとって非常に魅力的なスポットです。
1929年に設立され、長い歴史を持つこの天文台は、国内でも有数の観測施設の一つです。天文学の研究だけでなく、一般向けの天体観測会や講座も定期的に開催されており、星空を学び、実際に観測できる貴重な体験ができます。
特に、天文台の観測機器を使ってプロの天文学者と同じように天体を観測する機会は、京都でしか味わえない特別な体験です。また、天文台の周囲は自然に囲まれており、市街地から少し離れた静かな環境で、星空観測に最適です。
①海に近い京都屈指の星空スポット『海と星の見える丘公園』
海と星の見える公園、略してうみほし公園は海からほど近い地に、森に囲まれひらけた公園で満点の星空を楽しむことができる京都の星空スポットです。
ほとんど17時に閉園してしまうのですがはキャンプサイトや宿泊棟もあるため泊まり込みで星を観察することができる施設です。
また月に一回星空観望会を行っており21時までゆっくり星を楽しみながら星のお話を聞くことができます。有料ですがレンタルでロールマットや双眼鏡なども借りることができるため何も持っていかずとも寝転がりながら星をじっくりみることもできます。
海と星の見える丘公園へのアクセス【京都駅から約2時間】
住所:〒626-0211 京都府宮津市里波見
JR山陰線-京都丹後鉄道(福知山経由)又はJR山陰線-舞鶴線-京都丹後鉄道(西舞鶴経由)で、宮津駅または天橋立駅へ。 【経ヶ岬・伊根方面行き】の路線バス(丹海バス)に乗り約40分。「波見口」バス停下車。
京都の中でも北の端にある丹後にある海と星の見える丘公園、京都の中でも屈指の星空観望スポットです。
宿泊施設はとても綺麗でキャンプサイトは3つあり1日3組限定の静かな状況で星をゆっくりじっくり楽しめる環境が整っています。
京都駅からとても近いと言うわけではありませんが、星空は圧巻。行く価値ありです。
まとめ
今回は京都の星空スポットを3件ご紹介しました。
これらの京都のスポットでは、京都の豊かな自然環境の中で、澄んだ夜空に輝く美しい星々を存分に楽しむことができます。
それぞれのスポットには独自の魅力があり、山間部の静かな環境や開けた平地から、異なる視点で夜空を眺めることができます。都市部ではなかなか味わえない、暗闇に包まれた星空のひと時を過ごしましょう。
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