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こぐま座|Ursa Minor

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こぐま座の特徴

こぐま座は「北極星」という特徴的な星を持つ星座で一年中見ることができる星座です。

北極星は地球の北極に非常に近い位置にあるため、地球が自転しても位置がほとんど変わらないという特性を持ちます。

なので天体観察を行う人にとっては夜空での方向を示すための重要な目印になっています。

こぐま座は7つの明るい星からなる「小さな柄杓」の型をしており、その中でも最も明るい星が北極星(ポラリス)です。

また、12月下旬には「こぐま座流星群」が活発になり一晩中楽しむことができます。

こぐま座にまつわる神話

古代ギリシャの神話によれば、ゼウスが、美しいカリストに恋をしたとされています。しかし、ゼウスの妻アルテミス(ヘラ)はこの事に怒り、カリストを熊に変えてしまいました。カリストの息子、アルカスは狩りをしていて母を見つけますが、彼は熊だとは知らずに攻撃をしようとします。ゼウスはこれに悲しみ、二人を空に掲げ、今でも彼らはおおくま座(カリスト)とこぐま座(アルカス)として一緒にいるとされています。

こぐま座が見れる季節・探し方

こぐま座は年間を通じて楽しむことができますが、空が明るい夏の初めが最適です。

北極星は真北を示すため、古くから航海や夜間の移動の際の目印として活用されてきました。都市部では明るさから他の星々が見にくい場合もありますが、北極星だけは比較的見つけやすいです。

また、一年中見ることができるとはいえ、こぐま座を最も高く見ることができるのは春から初夏にかけてです。春が深まるにつれて、こぐま座はより高い位置に移動していきます。そのため、特に4月から6月にかけての夜空を観察する際には、こぐま座を見逃さないようにしましょう。

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