星雲を見ようと望遠鏡を探してみたけどどれもとても高くて難しそう…
そう思ったことはありませんか？
実際、一般的な望遠鏡で星雲を見ようと思った時、
性能の高い天体望遠鏡、架台、自動導入機器、 高いカメラ…
必要なオプションは果てしなく、いくらでもお金をかけることができます。
しかし！そんな時におすすめしたいのがデジタル天体望遠鏡（電視望遠鏡）です！
今回は、スマホで全部操作を任せスマホの画面で美しい実際の星雲の映像を映し出す。
近未来の便利な天体望遠鏡の魅力や性能をお話ししていきます！
自宅で夢の星雲観察！デジタル望遠鏡とは
その魅力は、実際に目で覗くのではなく、
パソコンやスマートフォンを通して宇宙を眺める新しい形の望遠鏡です。
操作も簡単で、通常色のついた星雲の写真というのはパソコンで後から加工でつけるのですが、
これには必要ありません。
色がついた星雲を含む宇宙のさまざまな景色を家から簡単に観察できるのが特徴です。
デジタル天体望遠鏡は、電視望遠鏡、スマート望遠鏡、電視観望用望遠鏡、電子望遠鏡などいろいろな名前で呼ばれています。
一般的な望遠鏡との違い
一般的な望遠鏡のメリット・デメリット
メリット
さまざまな種類の望遠鏡があり、自分の目的や予算に合わせて選べる豊富さが挙げられます。
また、経験豊富な人たちが多く、初心者でも気軽にアドバイスを求めやすい環境があります。
デメリット
星雲のような天体を詳細に観察することが難しく、もし観察できたとしても、写真で見るような鮮やかな色彩を目で見て感じることはほとんどありません。
望遠鏡の操作にはある程度の慣れが必要で、特に高性能な望遠鏡ほど、その設定や調整は高難易度です。
デジタル望遠鏡のメリット・デメリット
メリット
リアルタイムで銀河や星雲をプロジェクターに映し出すことができるため、大人数での観測会などに非常に適しています。
また、伝統的な望遠鏡と比べて、多少の薄雲程度なら観測が可能な点も大きな利点です。
デメリット
まず、デジタル天体望遠鏡は惑星観察にはあまり向いておらず、その性能を最大限に活かせない場合があります。
また、直接目で覗きこめないので宇宙を感じるという伝統的な望遠鏡特有の達成感や興奮が少なくなるという意見もあります。
性能比較
| 性能や機能比較 | 一般的な望遠鏡 | デジタル望遠鏡 |
|---|---|---|
| 望遠鏡の性能 | レンズがでかいほど見やすい | デジタルなのでそこまで変わらない（大体のものは星雲観察可能） |
| 値段 | レンズがでかいほど高い | 彗星や星団が見めるものは基本的に全て高い |
| 操作性 | 物によるが慣れが必要 | スマホで方角も自動操縦｜初心者でも簡単 |
| 接眼レンズ | 見るもによってレンズを変更する必要がある | なし（スマホ） |
| 追加購入 | 赤道儀・自動導入etc | なし |
宇宙・星マニアは購入している！デジタル望遠鏡を使った電視観望の魅力
デジタル望遠鏡の魅力①スマホで簡単操作！10人同時で同じ星を見る
天文マニアの間で人気が高まっている電視望遠鏡を使った電視観望は、手軽さと共有性で注目を集めています。
この電子望遠鏡の一番の魅力は、スマートフォンを使って簡単に操作できることです。
星空観察のハードルが大きく下がり、初心者でも簡単に美しい宇宙の景色を楽しむことが可能になりました。
さらに、電視望遠鏡を使った観望の大きなメリットとして、多人数で同時に同じ星を観察できる点が挙げられます。
一般的な望遠鏡では一人ずつ交代で覗き込むのが普通の観察でしたが、
電視望遠鏡を使用すれば、10人であろうとも同時に同じ天体を画面上で見ることができるのです。
これは、家族や友人、天文クラブの活動などで共に星空を楽しむ際に非常に便利で、
観察会をより社交的で楽しいイベントに変えることができます。
デジタル望遠鏡の魅力②曇り空でも観察可能！
デジタル望遠鏡のもう一つの大きな魅力は、多少の曇り空の下でも天体観察が可能な点にあります。
すべてのデジタル望遠鏡がこの機能を持っているわけではありませんが、
星雲などの天体を撮影することができるデジタル望遠鏡の多くは、少しの曇りがあっても観測を行うことができます。（性能を保証するものではありません）
これは、従来の望遠鏡では困難だった条件下での観測を可能にし、
星を見る会などのイベントが天候に左右されにくくなるというメリットがあります。
デジタル望遠鏡の魅力③素人でも安心で確実な深宇宙の撮影可能
デジタル望遠鏡の魅力の一つに、素人でも安心して星雲や銀河などの深宇宙を撮影できる点があります。
従来の望遠鏡を使って星雲やその他の深宇宙の天体を撮影しようとすると、
高性能な機材が必要となり、撮影された画像は白黒で、
後からパソコンを使って色をつける作業が必要になります。
一方、デジタル望遠鏡では、搭載されている画像補正機能を通じて、
実際の色彩を反映させた画像をリアルタイムで画面に映し出すことができます。
これにより、撮影した星雲の鮮やかな色彩をその場で確認できるため、
星雲の美しさをよりリアルに、そして手軽に実感することができます。
こんな人はデジタル望遠鏡がオススメ
一人で楽しむのではなくみんなで思い出にしたい
自分で星雲や銀河の撮影が行いたい
望遠鏡の操作とかわからんけど惑星とかじゃなくて深宇宙が見たい！
オススメの天体望遠鏡3選
EVスコープ
ポチップ
EVスコープは、デジタル望遠鏡の世界において代名詞とも言える存在です。
その人気と信頼性から、電視望遠鏡の中でも特に有名でオーソドックスな選択肢とされています。
EVスコープを使えば、星雲や銀河などの深宇宙オブジェクトの観察はもちろんのこと、
それらをグループで一緒に観測し、感動を共有することが可能です。
また、その操作性の高さと使いやすさから、
天文学の初心者から熱心なアマチュア天文家まで幅広い層に支持されています。
BEAVERLABスマート天体望遠鏡
ポチップ
BEAVERLABスマート天体望遠鏡は、スマホ撮影や学習用に特化したデジタル望遠鏡で、
特に星雲観察には向いていないものの、その他の機能やデザインで注目を集めています。
この望遠鏡のデザインは近未来的で非常にかっこよく、観測だけでなく、
その見た目でも多くの人々を魅了しています。
BEAVERLABスマート天体望遠鏡は、遠くの天体を見るのはかなり難しいかもしれませんがデジタル望遠鏡に興味があるけれど、 どこから始めていいかわからないという方に、
BEAVERLABスマート天体望遠鏡は一つの答えとなるかもしれません。
SeeStar-S50
SeeStar-S50は、高価格がネックとされていたEVスコープのような高性能デジタル望遠鏡の代替品として登場し、多くの天文愛好家から注目を集めています。
コスパの良さはもちろん！
SeeStar-S50の大きな魅力はその携帯性にもあります。
小型で持ち運びやすい設計により、家の中はもちろんのこと、
外出時や旅行先でも気軽に楽しむことができます。
SeeStar-S50は、価格の問題で高性能な望遠鏡の導入をためらっていた方や、
手軽に持ち運びができる望遠鏡を求めている方にとって、理想的な選択肢でしょう。
デジタル望遠鏡で次世代の天体観察体験『電視観望』へ！
デジタル望遠鏡の進化により、「電視観望」という新しい天体観察の形が登場しました。
これまでは望遠鏡に高額なオプションを追加し技術も力も必要でやっと星雲などの深宇宙の撮影を可能にする技術でした。
しかし、現在はデジタル望遠鏡は、星雲や銀河など、従来の望遠鏡では捉えにくい天体も簡単に観察できるように設計されており、天体観察の可能性を大きく広げています。
星雲の観測に興味がある方にとっては、デジタル望遠鏡の購入が非常におすすめです。
ポチップ
まとめ
電視望遠鏡(デジタル天体望遠鏡)はこれからの時代の天体観測に必須なアイテムです。
今までの望遠鏡では月や他惑星を見て感動してきましたが、それだけじゃ物足りない！
惑星より星雲や銀河を見たい！ と確固たる意志がある人はデジタル望遠鏡がオススメです。
特にまだ現れたばかりのSeeStar-S50は値段の割に破格の性能です。
EVスコープと同じものを望遠鏡で撮影しようと思ったら100万円くらいはかかると思われます。
ぜひ新時代の天体観測を行おうと思う人はデジタル望遠鏡を購入し星雲を精一杯楽しんでください！
コメント