東京は日本の首都なため、天体観測するには難しいと思われがちですが、
意外と東京でも素晴らしい星空スポットがいくつかあります!
今回は、東京の中でも最大限星空を楽しむことができる場所TOP3をご紹介します。
東京で星が見える場所
東京で天体観測をしようと思うと強い光害で星は見えず満足に楽しむことができません。
そんなコンクリートジャングルの都内でも、適切な場所と適切な時期・タイミングを知ると 東京でも星を楽しむことができます。
この記事では、東京で満点の星空が楽しめる、隠れた名所をご紹介します。
①東京でも一番の好条件『武蔵野の森公園』
武蔵野の森公園は東京都の三鷹市、府中市と調布市にまたがる公園でとても広い敷地面積を誇っています。
東京都聞くとコンクリートジャングルをイメージしますが
そんな中でも武蔵野の森公園は広い広場を有しており24時間無料で利用することができます。
駐車場もあり車で気軽に天体観測に来ることができます。
武蔵野の森公園は東京の中で天体観測を行う人から有名で色々なところで紹介されています。
1等星〜3等星くらいまでは安定して観測できるため、東京の中でも特におすすめの観測スポットです。
武蔵野の森公園へのアクセス【東京駅から約1時間】
府中市朝日町三丁目、調布市西町、三鷹市大沢五・六丁目
アクセス方法:西武多摩川線「多磨」から徒歩5分で京王線なら「西調布」から徒歩15分です。
電車と徒歩を使用でき駅からのアクセスがいいので天体観測のみ行い安心して終電前に帰宅することができます。 ※駐車場は有料
武蔵野の森はもともと飛行場でとても広い敷地があり、そのおかげで光害の影響が通常の街中より軽減されています。
中でも大芝エリアは街灯が少なく視界を阻害する木々が無いため全天の星空を見ることができます。
トイレも24時間利用可能で心置きなく星々を観測することが可能です。
このように、東京にも都会の喧騒を離れ、星空を楽しむことができる名所が存在します。
普段見慣れた星空も、異なる環境で見ると新たな魅力を発見できるかもしれません。
週末の夜、特別な体験を求めるなら、武蔵野の森での天体観測はいかがでしょうか。
②日本天文学研究の拠点研究機関『三鷹市国立天文台』
先ほど紹介した武蔵野の森の近くに隣接する三鷹市国立天文台、
三鷹にあるこの 天文台は各地に点在している国立天文台の本部です。
三鷹市国立天文台は一般の方々のために施設の公開を行なっており、中でも見学コースを常時公開しています。24時間公開しているわけではなく午前10時から〜午後5時の間のみのため注意が必要です。
普段なら三鷹市国立天文台で勉強してそのまま武蔵野の森に天体観測しに行くのが一番いいコースかもしれません。
三鷹市国立天文台の一番の天体観測のおすすめの理由がプロによる解説です。
観望会(星を見るイベント)を定期的に開催しており、国立天文台の職員の方の専門的なお話を聞きながら星を見ることができます。
夜に見学することができない三鷹市国立天文台ですが、ぜひ観望会に予約をして参加してください。星に関する理解を深めながら特別な体験ができるでしょう。
三鷹市国立天文台へのアクセス【東京駅から約1時間】
〒181-0015 東京都三鷹市大沢2-21-1
アクセス方法:京王バス・武91 調布駅北口行き、武93 調布駅北口行き 武蔵小金井駅南口 6番 天文台前もしくは小田急バス・境91 武蔵境駅南口行き 狛江駅北口 1番 天文台前で行くことができます。
駐車場は有料ではじめの3時間は500円。その後1時間ごとに200円必要です。
少人数の場合は予約不要で自由見学となります。
有料駐車場もあり車で気軽に遊びに行くことが可能です。
さすがは国立天文台の本部なのか、施設内の見学施設は現在全てVR上で体験できるようになっています。
国立天文台に行きたいがどんな雰囲気かわからない、行きたいけど遠すぎるという方はぜひVR上で国立天文台を散策するだけでも楽しいかもしれません。(星空は見れませんが)
③東京の秘境『奥多摩湖』
東京の中でも大自然が楽しめる奥多摩、中でも奥多摩湖は星空の観測地としても有名です。奥多摩湖はアクセスも良く休日の遠出にもぴったりの場所です。
そんな雄大で自然豊かな奥多摩の中でも奥多摩湖ダムサイトパーキングは広い敷地を誇る駐車場があります。トイレもあるため長時間の観測も可能です。
広場ではなく、駐車場なので天体観測をする際はとても注意してかつ、迷惑にならないように観測する必要がありますが、150台止めれるスペースという広さは車から出て空を見上げるだけでしたら大丈夫かと思います。
しかし24時間の駐車場ですので天体観測中に他の車がやってきて強い光を目にして星が見えなくなってしまうこともありますので、おすすめはキャンプ場や宿発施設です。何時間でも安心して天体観測をすることが可能です。
奥多摩湖へのアクセス【東京駅から約2時間】
奥多摩湖ダムサイトパーキング〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町原
アクセス方法:圏央道青梅ICから約1時間。
JR奥多摩駅からバス約15分、奥多摩湖下車、徒歩すぐです。
無料で150台の車を停めることができる駐車場です。
奥多摩湖は東京からから少し足を伸ばすだけで、都会の喧騒から離れて自然の中でリラックスし、星空を満喫できるスポットです。
家族連れや友人同士、または一人での訪問にも適しており、自然の中で静かに宇宙を感じることができます。
天体観測と自然散策を組み合わせた一日は、忘れられない思い出になること間違いありません。
まとめ
東京にも都市の喧騒を忘れさせるような天体観測スポットが存在します。
東京での星空観察は、街の光が多いため難しいですが、良いスポットやイベントを活用すれば、星の美しさを楽しむことができるでしょう。
コンクリートジャングルの中で星が全く見えない環境が多くなってきました。
自然豊かな場所はたくさんありますのでたまには都会の喧騒から離れ休日に、家族や友人と一緒に星空を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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