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知ってる?日本の有名な5人の宇宙飛行士たち

もくじ

日本の宇宙飛行士

日本から宇宙に行った人は意外と多いです。

今回はその中でも5名の有名な宇宙飛行士について解説しようと思います。厳しい訓練と研究を経て選ばれた科学のスペシャリストたちはそれぞれ、科学者、技術者、医師などのさまざまな役割を果たしながら、宇宙という未知のフィールドで活躍しています。

知っておきたい日本の宇宙飛行士

秋山豊寛


Cosmonaut Toyohiro Akiyama was the joint 239th person and the first journalist and the first Japanese person in space on the first commercially organized spaceflight in history. He traveled to the Mir space station on 2 December 1990.V

日本人初宇宙進出した秋山氏は元TBS社員1990年12月、旧ソ連のソユーズに搭乗し宇宙に出ました。日本人として初めて宇宙を旅し、地球の映像を生中継した。秋山氏は世界初の民間人宇宙飛行士です。TBSには1989年から1990年にかけてジャーナリストでは初めて宇宙空間から宇宙を報道をおこなった

宇宙での生中継での初発言は「これ、本番ですか?」で、「呼びかけに思わず反応した」と後に語っている。

宇宙滞在期間:7日21時間54分40秒

毛利衛

毛利氏は日本人として初めてスペースシャトルで宇宙を訪れた宇宙飛行士で、その名は日本の宇宙開発の歴史に刻まれています。毛利氏は、東京大学大学院で工学の博士号を取得した後、日本の宇宙開発機関(当時のNASDA、現在のJAXA)に参加。そこでの活動を経て、1988年にスペースシャトルに日本人宇宙飛行士を募集するNASAの宇宙飛行士候補に選ばれました。また1992年、スペースシャトル「エンデバー」の一員として、宇宙に行きました。宇宙では多くの実験を行い、日本の科学者としての役割を果たしながら、宇宙飛行士としての職務を全うしました。その後も日本の宇宙開発に携わり、後進の育成にも尽力しています。

有名な発言は「宇宙からは国境線は見えなかった」

宇宙滞在期間:19日4時間9分

向井千秋

Portrait Japanese astronaut Chiaki Mukai. She was the first Japanese woman to go to space with STS-65 Columbia (July 8–23, 1994).

向井氏は日本初の女性宇宙飛行士で、医学博士です。その活動は多くの女性や子供たちに夢と希望を与えました。向井氏は東京大学大学院を卒業後、NASDA(現在のJAXA)に入社し、生命科学の研究に携わりました。その後、NASAの宇宙飛行士に選ばれ、1994年にスペースシャトル「コロンビア」での宇宙飛行を果たしました。宇宙での生命科学実験を担当し、地球とは全く違う環境での生命の振る舞いについての貴重な知識をもたらしました。

宇宙滞在期間:23日15時間39分

野口聡一

Official portrait image of JAXA astronaut Soichi Noguchi Source: NASA Source Link: http://www.jsc.nasa.gov/Bios/htmlbios/noguchi.html Date: 2005

野口氏は東京大学工学部を卒業後、米国のパトリス・ルモンバ大学で博士号を取得。その後、宇宙開発事業団(NASDA、現在のJAXA)に所属し、2005年に宇宙飛行を果たしました。その後も2010年と2020年に宇宙へ行き、合計3回の飛行を達成しています。また、野口氏の活動は宇宙での生活と宇宙ステーションでの研究活動にも及んでいます。彼は長期間にわたり国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しました。現在では多くのメディアに出ておりTVでその姿と宇宙の逸話を見聞きすることができます。さらにYouTubeをやっておられます。

宇宙滞在期間:344日9時間34分

金井宣茂

金井氏は防衛医科歯科大学を卒業後、航空自衛隊に入隊しました。医師としてのキャリアを積んだ後、宇宙飛行士を志し、2009年にJAXAの宇宙飛行士候補に選ばれました。その後、NASAでの訓練を経て、2017年に初めて宇宙へと旅立ちました。金井氏は宇宙医学の専門家として、ISSでの生活や宇宙での健康管理についての重要な情報を提供し、地上の医療にも貢献しています。

日本で初めて眼鏡をかけて選ばれた宇宙飛行士です。

宇宙滞在期間:168日間

金井宣茂氏のツイッター

宇宙飛行士になるには

宇宙飛行士になるためには、科学、技術、工学、数学(STEM)の分野での高度な学歴、適切な職業経験、そして一定レベルの身体と精神的健康が要求されます。

科学や技術、工学、数学の分野で少なくとも学士号を取得する必要があります。特に、物理学、生物学、化学、数学、工学などの分野での学士号は、NASAなどの宇宙機関が宇宙飛行士の候補者を選ぶ際に重視されます。

NASAでは、例えば飛行機のパイロットとしての経験や、工学の分野での専門的な技術職としての経験が求められることが多いです。

そして一定の身体的な健康状態と精神的な健康状態も必要です。宇宙環境は地球上とは大きく異なるため、身体的には一定の耐性と適応能力が求められます。精神的には、厳しい訓練と孤独な環境に対する適応力が求められます。

これらの基準を満たした上で、NASAやJAXA(日本航空宇宙研究開発機構)などの宇宙機関が定期的に行う宇宙飛行士の選考に申し込むことで、宇宙飛行士になる道が開けます。また近年では民間人の宇宙旅行の計画も立てられているので、もしかしたら宇宙に行くのが難しくなくなるかもしれませんね。

【まとめ】

日本の宇宙飛行士たちは、その高度な技術力と深い知識、人間性を活かし、宇宙研究や国際協力の発展に大いに貢献しています。彼らの仕事は、科学者、エンジニア、そして冒険家の役割を一手に担っており、私たちの地球や宇宙の理解を深める手助けをしています。

彼らの活動は、次世代の科学者やエンジニアたち、そして夢を持つ全ての子供たちにとって、大いなる励みとなります。また、彼らの活動は国際協力の象徴でもあり、国境を超えて共通の目標に向かって協力することの大切さを示しています。

そして何よりも、彼らの活動は、私たち人間がどれほど遠くまで進出できるのか、そしてその先に何が待っているのかという、人類の可能性を追求する旅の一部を形成しています。その意味でも、日本の宇宙飛行士たちは、我々の探求心を刺激し、新たな挑戦への道を切り開く重要な役割を果たしています。

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